ネットワーク設立目的

「日本ろう手話ネットワーク」は、訪日外国人ろう者と在日外国人ろう者の双方を支援し、日本での体験をより豊かにし、社会参加を促進することを目的としています。

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近年、訪日外国人旅行者のニーズが多様化している中で、特に言語の壁があるろう者の方々に対しては、よりきめ細やかな対応が求められています。そのため、当ネットワークでは、以下の目的でガイド育成に力を入れています。

  • 多様なニーズへの対応 : 訪日外国人ろう者の個別のニーズに合わせた柔軟なガイドを提供し、安心して日本の文化や観光を楽しんでもらいます。
  • 国際手話による質の高いコミュニケーション : 国際手話での円滑なコミュニケーションはもちろんのこと、地域の知識、素早い判断力、そして日本のマナーを習得した質の高いガイドを育成します。

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訪日外国人旅行者の増加に伴い、国際手話でコミュニケーションが取れる人材の需要が高まっています。当ネットワークでは、このニーズに応えるため、以下のコースを提供し、国際手話ができる人材の育成・確保を目指します。

  • 国際手話入門コース「国際手話は初めて」という方もご安心ください。簡単な単語から楽しく国際手話を学べる環境を提供します。国際手話の基本的なルールや表現を身につけ、コミュニケーションの第一歩を踏み出しましょう。
  • 国際手話会話入門コース国際手話の基礎を学んだ方向けのコースです。より実践的な会話を通じて、多様なシチュエーションで使える手話表現を習得します。実際の会話例を交えながら、コミュニケーション能力を向上させます。
  • ガイド人材育成コースまさに今、求められている「ガイド人材」を育成するための専門コースです。海外からの訪日外国人ろう者が増加している現状で、国際手話でのコミュニケーションはもちろん、視覚情報(ビジュアル)を活用したガイド方法も学びます。日本の魅力を伝えるプロフェッショナルを目指しましょう。

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03

日本で生活する在日外国人ろう者が直面するコミュニケーションの困難を軽減し、より良い社会生活を送れるよう支援します。

  • 日本語能力の向上 : 日本語習得の支援を通じて、日常生活や社会におけるコミュニケーション能力の向上を図ります。
  • 就労支援 : 日本語能力の向上と合わせて、就職先の紹介なども行い、彼らが日本社会で自立し、活躍できる機会を創出します。

これらの活動を通じて、「日本ろう手話ネットワーク」は、外国人ろう者の方々が日本で充実した生活を送り、社会の一員として活躍できるような環境づくりに貢献してまいります。